2018-12-06 『ヤルタ会談以降の戦後体制の終焉』 「米国・トランプ大統領を見誤った中国・習近平主席」No. 2

米国トランプ大統領を圧倒的に支持している有権者達の多くが「古き良き時代のアメリカ」を支えていた米国中流階級層の保守派の人達である。

この「没落させられてしまった」元中流階級保守層は、環境豊かな広大な敷地の蒼く光る芝に囲まれたプール付きの家に住み、健康保険も老後のセーフティネットもが充実した心豊かな生活を送っていたが、世界経済の強力な成長に伴い、資本の流れの増加、そして、2000年を境に、10年程長く続いた安定期、これらを通じて国際金融資本勢力の煽りから市場参入者は十分なリスクを理解しないまま、より高い利回りを追い求め、しっかりとしたデューディリジェンスを怠ってしまったのである。また同時に、不健全的なリスクの管理、融資の査定をかなり低くし、不透明な金融商品が増え、加えて過大になったレバリッジと結合、システムそのものに脆弱性が出来てしまった。

これは、規制側、政策の推進者、監督者が市場の変動リスクを把握出来なかった事を露呈し、対処すら出来なかった事から、改革自体が後手に回り体系的な細分化、規制措置を行うどころか敢えて考えも及ばなかったと装い、やり過ごしたことから「住宅バブル」を見事に破綻させ、結果としてこれまで豊かで幸せな生活を謳歌して来た中産階級の人達から身ぐるみ剥がし取り上げてしまったのだ。

米国の「古き良き時代」を取り戻すために、トランプ氏を大統領にと支持した層の人達が、かの勢力により「没落」させられてしまった元々米国を支えて来た愛国心豊かで善良な米国人(WASP)である。

「米国機密文書」が公開された影響もあったが、大戦後の世界秩序を、ヤルタ会談協定で定めさせ、始めに「共産主義」を創り大きく育て上げ「欧州の混乱」も創り出し「東西冷戦」までもが創り上げられたものであり支那、そして、朝鮮半島を南北分断して二ヶ国で支配運営しようとしていたものであったと理解するに至り、ルーズベルト米元大統領を徹底的に避難して、米国近現代史が間違いだと激しく訴え出したのである。

オバマ政権時に勃発した「ウォキュパイ・ウォールストリート」は、まだ記憶に新しいものだ。

トランプ大統領は、こうした草莽の保守層米国人からの切なる願いを託されて大統領に就任したのである。

先の米国大統領選挙では …

1 . 米国支配勢力 → ルーズベルト(共産主義者)の流れを汲むヒラリーを支持する人達

2 . 没落させられてしまった旧中産階級勢力 → (信仰心の篤い保守主義者)古き良き時代の米国を取り戻そうとしているトランプを支持する人達

3 . しっかりとした良識を持つ一般層・若者勢力 → (リベラルな米国)を唱えるサンダースを支持する人達

結果として「アメリカファースト」古き良き時代の米国を取り戻すと唱えたトランプが勝利したのだ。

これは米国の一つの時代が終焉を迎えた瞬間であった。

ソ連の崩壊後、グローバリズムとして名を変え生き残った勢力。このグローバリズムも、支那を育てたのも、北朝鮮を存続させて来たのも、ルーズベルトの流れを汲む米国内の共産主義側勢力であり、米国内でトランプを引き摺り下ろそうと画策している勢力も、平等・差別を叫ぶポリティカルコレクトネスも同じくルーズベルトの流れを汲む米国内の共産主義側勢力である。トランプ大統領は、米国内の共産主義勢力とこの勢力が創り上げた支那共産党と闘い、近現代史の修正、即ち、ヤルタ会談以降の体制を壊そうとしているのだと思われるのだ。トランプ大統領は、支那共産党覇権を終わらせ、ヤルタ会談以降の戦後体制をも終わらせるであろう。

この好機に我々日本人は、先の大戦で散って行った「英霊」の名誉回復に努め、これを次世代へ繋げていかなければならないのである。

欧州階級社会での最下層で、貧しく希望の無い生活を送るしかなかった農奴同然の人達が、米国と云う新天地を与えられ、信じられないほどの広大な土地をも与えられた感動から、田畑を耕すだけ耕し懸命に働き、休日には教会で1週間の労働への感謝を神に祈り、また次週の安寧な暮らしを願い手を合わせる。欧州時代には思いもよらなかった充実した毎日の生活を、米国と云う国に見いだし、米国国家を神から授かったと考え、何物にも代え難い、掛け替えの無い「宝物」であると考えていたのだ。日本人は古来から「農耕民族」である。欧州より米国に移り住んだ人達も「農耕民族」なのだ。米国の全てを愛する彼等と、日本人の労働信仰心には相通じるものを見いだす事が出来る。

米国へと移民した人達の大部分を占めていたのが、紀元前よりブリテン島に居住していた、ブリトン人 = ケルト人で、米国はこの民族からスタートしたと云われている。しかし、WASP「=White・Anglo-Saxon・Protestant」のイングランド系がメイフラワー号でやって来てエスタブリッシュメント勢力として台頭し始めると、だんだん米国のサイレント層になってしまったのだ。それでも彼等は、自分達の力で築き上げた米国に、誇りと愛着を持ち続けて来た。これこそ「古き良き時代の米国人」だと云えよう。ひとたび、米国の危機とあらば、銃を取り真っ先に戦い祖国アメリカのために命をも惜しまなかった。アイルランド移民でカトリックである J.Fケネディが絶大な支持を受けたことも頷けるし、皮肉にもこの様なことが背景にあり暗殺と云う手段を行使されてしまったのだろう。彼等にとっての悲劇は、JFケネディの弟の暗殺にまで続いた…。 米国エスタブリッシュメントが「本当の支配者」が、自分達、WASPなのだと誇示し、知らしめた様に思われる。ケルト系アイルランド人とゲルマン系アングロサクソンは違うとし、ゲルマン人にとってのアメリカンヒーローとはWASPで無ければならなかったと云うことなのであろう。

さて、トランプ大統領の祖先は、欧州本土であり、ブリテン島出身では無いようで、ハッキリとした事実も解っていないので、あくまでも私見となるが、もし非ゲルマン系であれば、欧州民族の歴史をなぞって見た場合、基本的にゲルマン民族に対する意識は、恐怖感や嫌悪感を持っている事が当然として存在する。

「ヤルタ会談」での3名は …

・WASP = チャーチル。

・ハザール系移民が先祖 = ルーズベルト。

・グルジア人・スラブ系 = スターリン。

こうした民族構図となり、ケルト系はいないのだ。

しかし、欧州白人戦争における、最も大くの犠牲者が農民のケルト人なのだ。即ち「ヤルタ体制」とは、好戦的な狩人民族同士の組織であると見てとれる。このため、同じ狩人民族の独国では無く、欧州内では、服従的で弱い農耕民族であるケルト人と同等と見る事が出来た日本に矛先が向けられたのだと考えている。大戦後に、米国本土から来日した多くのケルト系米国人達は、キリスト教における「敵と味方」=「隣人と悪魔」の敵であった筈の日本人と触れ合うことで、自分達の中にある、農耕民族の魂と同じものを持つ民族が日本人だった事に初めて気づいたのだ。

米国国家が恰も自分達の私物であるが如く、あらゆる分野で、手を変え品を変え金儲けの為だけに没頭して来たクリントン家をあのまま放置していたら、米国は国家そのものを支那共産党の支配下に置かれるに至っていたことであろう。トランプ大統領は、自身の周り全てを敵にしてまで没落させられてしまった「旧中産階級 = 没落白人層 = サイレント層」の心底に眠っていた「アメリカ魂 = 開拓魂 = 農耕民魂」を呼び起こすために「アメリカを取り戻す」

「アメリカファースト」を、魂の叫びとして訴えかけたのだ。この叫びは見事に、これらの層の愛国米国人の心を動かした。

ペンス副大統領が、10月、ハドソン・シンクタンクの公演会の演説で、支那共産党国家の対外侵略野心、各種罪状を暴き、世界中に向けて発信した。

「米国から支那の全てを追放する」とした痛烈な発言に対し「第2の鉄のカーテン」だとされ、スタンディングオベーションは鳴り止まず、米国国内世論を「挙国一致体制」へと駆り立てたのである。

「良い警官と悪い警官」…

この場合、良い警官がトランプ、悪い警官がペンスとして、巧みな対中駆け引きを展開しているわけだが、米国民が再び目覚めた今、支那共産党国家の命運は決まったようなものだ。こうした国際情勢に疎過ぎる我が国の政治家、経済人、官僚、報道機関、国民が未だ現実が見えていない状況の中で、世界的に果たさなければならない重要な役割を担うことが出来るのか??… はなはだ疑問である。

支那の最大の武器は、その莫大な人口にあるのだ。

一旦、内戦が起こっただけで、膨大な数の戦争難民が、世界中に拡散し増殖するであろう。となれば世界各国が支那人に人的侵略されることになり収集がつかなくなることは必定なのだ。このことをよく理解しているトランプ大統領は、出来るだけ時間をかけ、ハードランディングを避けるような戦略を取らざるを得ないであろう。しかし、万が一、戦火を交えざるを得ない状況へと進んでしまった場合には、短期間のうちに最も有効かつ効果的な「一撃必殺」作戦攻撃しか手立ては無いと云える。トランプ政権には、ボルトン、ポンペオと云った支那に対して旗幟鮮明ににしている閣僚揃いで、この中に安倍総理も参画していると見えることから(私見) 上手く調整を図って行くことになると考える。

本テーマ No . 1で書かせて頂いた通り、世界中の多くの人達が、不動産王であるトランプ氏が「権力・名誉」両方を欲するためだけの考えだけで、米国大統領に君臨しただけだと考えている事実。これに加えて、米国マスメディアの「何の考えも政策さえも無い、ただの無能な人物」だとの報道を多くの人間が信じ込んでいる事実。わが国日本マスメディアも欧米報道のコピーでしか報道されていない状況なのだ。

そして、支那共産党も全く同じ考えでいたのだろう。これは、故 D・ロックフェラーの指令で動いて来た、故ブレジンスキー、キッシンジャー(パンダハガー)からの影響が多分にあると考えられる。

しかし、この判断が支那共産党国家の致命的ミスに繋がったのである。

このようなことは、天の御加護なしにできることではない。

習近平主席と支那の人民へ一言申し述べる。

「トランプを見誤ることなかれ!!」と…

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