『なぜ安倍一強であるのか??』 「小選挙区制の誤り」

現在の小選挙区制、これを始めた人物は小沢一郎氏その人です。この制度により、議員達の頭の中から離れない事、それは「選挙に勝たなければならない」と云うものだけであり、全身全霊、国家、国民のための政治を行う事が本来のあるべき姿であるはずが、そうではなくなっている現実があります。即ち政治、政治家と云うものをある種「職業」として考えているだけのサラリーマン議員ばかりであると云えます。これは何も国会議員だけに限った事であありません。県知事や県会議員、市町の長、市町会議員にも等しく云える事です。

さて、なぜ現在「安倍一強」と云われる政治状況がこれだけ長期に亘り続いているのか??
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当然、安倍政権に対する国民の支持があるからなのですが、果たしてそれだけなのでしょうか??
最大の理由としては、安倍政権に対抗し得る政治政党が存在していないからなのではないでしょうか。最弱野党しか現在の日本の政界には存在していません。スポーツ競技チームに例えれば、チームのキャプテンである安倍総理

が、時にはボーンヘッドミスを犯したとしても、代わりになり得るキャプテンは不在。… 結果として安倍キャプテンに任せねばならず、そのキャプテンを務められる野党各党の側には、取って代われる人物は皆無の状況。そして、キャプテンの交代の決定権を持つ監督としての国民有権者も、交代出来る人物が不在なのだから仕方あるまいと続けさせるしかないと云う判断しか出来ずにいるのです。
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直近での31年度予算案を通過させる過程において、野党各党の反対、抵抗により、本会議の終了は午前2時にまで及びました。しかし何故この様な普通であれば寝ている時間にまで審議をしなければならないのか??…

通常国会での「モリカケ問題」の時間の使い方とは一体何を意味するものであるのか??…

ただのパフォーマンスだけで、国民の支持を得られると考えているのであれば、これ程おめでたいことは無いでしょう。多くの国民にはただの嫌がらとしか受け留められていないのではないでしょうか。…

現在の国際情勢を鑑みた上での我が国の国益のため、国民の生命と財産を守るべきための審議であるならいざ知らず、こうした事こそ真逆の結果を招いていると何故わからないのでしょうか。少し考えれば解ることだと思うのですが…。

確かに、安倍一強体制の現在の日本の政治が、国際的に安定しているとする向きはあるでしょう。しかし、川の水が、長い時間一ヶ所に留まり続け、流れなければ濁るのは必然、政治のバランスと緊張感は薄れて行きます。直近では、厚生労働省の「毎月勤労統計」の不適切調査や「官邸への忖度」と云った批判が出たことも、政治がバランスと緊張感を失っていることと無関係ではないはずです。昭和が終わり、平成31年の間、今ほど政治とは何か?? 政治家とは何か?? が、問われているときはなかったのではないでしょうか。国民はこうした政局に呆れ、頭の良い人達ほど政治と政治家に嫌気がさし政治から遠のいていく。そうして、国民が真剣に政治と向き合うことがなかった長い時間、こうした日本の政治風土を創り出してしまったのです。

約2年前、現東京都知事である小池百合子氏が立ち上げた「希望の党」に、旧民主党議員の多くが群がった。しかしそれは、「政治理念や政策が合わない議員は排除」と、この一言に国民からの批判が集中し減速し出すと、我よ我よと群がり集まった議員達は「何のために希望の党に来たのか??…」自分が希望の党に来たのは、ここに来れば生き残ることが出来る、国会議員のままで居続けられる。少なくとも国民の目にはそう映った。日本国、日本国民に向き合い日本国家のために仕事をする。こんな極当たり前の事が出来ずに、自身の保身の為だけの政治家しか存在していないのが現在の日本なのです。政治家を単なる「職業」としか考えていない、大きな勘違いをしているサラリーマン議員しか存在していない日本。こんな状態で本当に現在の国際情勢に対応する事が出来るのか。国民の多くが怒りに打ちひしがられています。
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現在の小選挙区制。

中選挙区制では、同じ政党の中で競い合い切磋琢磨して政治家の質を高めることが出来た。また、有権者の選択肢も多かったのです。かたや小選挙区制は当選者が1人だけと云う、政治家の資質、実力が無くても、政党や党の代表に人気があり、また少しの風が吹いただけで当選出来てしまう。
小選挙区制を始めた元々の理念や理想とは、国民により健全に選ばれた議員による、健全な二大政党としてお互いに競い合い、政治に緊張感とバランスを生む、国家、国民のための場を創るためであったはずです。即ち小選挙区制とは、日本の政治風土には合わないものであったと云う事なのです。国民の多くは、今の政治に満足感を抱いていません。その原因である小選挙区制は、最早、中選挙区制に戻さなければならないのではないでしょうか。

小選挙区制は平成と共にありました。
御代替わりを迎え、新たな時代へと移行するに伴い、中選挙区制の復活が遂げられることを望んでいます。
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