新元号『令和』 「古代史」の視点からの正当性

四月一日、新しい元号が「令和」と発表された。

発表後、早々と様々な方面から様々なことが語られている。

そして私も、新しい元号を元号法改正をしない前提として、古代史の視点から考察することとした。

なお、あくまでも私見としてのものであると申し上げておく。

私自身の古代史の視点は、古代とは、暦を支配する者が時間を支配した時代として来たと見ている。

元号が存在することは、時間を支配した組織と統治者がいたことを意味する。元号が制度として続く限り、天皇が統治者である証左となる。事実、元号は制度的に継続された。

古事記、日本書紀を編纂したのは、当時の統治者が、独立国家であること、固有の文化・歴史を有する国家であることを意識し決断した結果と解する。

かたや、古事記、日本書紀が、現代における歴史学と同じ線上ではないからと云って、唯物史観の歴史学者のように意味がないと決めつける必要はない。しかしながら、歴史は、ともすれば為政者によって改竄されて来たものを有していると理解し受け止めている。

時代によっては長い間、古事記を読むことが出来ないこともあった。このことも根拠こそ無いが、時代によっては、時の政治勢力にとっては、日本書記の方が何かと都合が良く、古事記が書かれた時代に存在していた証左であると考えている。編纂者の都合でもあったかもしれない。

元号は、長らく中国の古典から由来するものより選ばれて来た。その理由は、我が国日本の知識階級と称して来た者達が、四書五経を元として選んで来たからである。

最近ようやく中華思想や哲学などを賛美する風潮は無くなりつつある。(左翼勢力の衰退)孔子や孟子、荘子、老子道徳経を信奉する者達は減少傾向にあると思われる。

こうした背景にありながら、孫子だけが別格であるのは、現在の中国共産党が拡大を図る、軍事的な脅威が増大している事に他ならない。台湾始め、我が国に対する領土拡大、侵略野心を捨てず、あまつさえ米国にとって代わる覇権国家を目指しているからだ。

我が国日本の『元号』を、中華の古典に準拠すると云う事は、我が国が中国の精神的な属国を意味する証左となる。

こうした事からも「元号」は、日本の書物に由来する言葉であって然るべきなのである。

安倍総理は、元号選定の際、「日本の書物の中からの言葉が良い」と発言されたと云われている。当代に至るまでの多くの元号を制定した、古代の統治者から見た場合、この選択は正しかったと解する事が出来るのではなかろうか。

更に申せば、現在の日本保守言論人達は、新しい元号の制定を以ってして、「中国」と云う呼称から「支那」と変更して然るべきである。

我が国日本の「元号」が「支那の古典」に準拠する「悪しき慣習」を止める決断の方が優先されるべきなのだ。

元号法の瑕疵があったにせよ、法改正などより先に成さんとすべきは、日本国の「元号」が、支那の古典に準拠するとした悪しき慣習を無くする決断が必要不可欠であり、これを止めない限りにおいて「戦後レジーム支配」は続くものと解するのである。

御代替わりを契機として、戦後を終わらせなければならない。

謝罪が続いた時代、戦後自虐史観が支配して来た時代を終わらせなければならないのである。

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新元号『令和』 「古代史」の視点からの正当性” への1件のフィードバック

  1. こんにちは、生きる塾様。
    全く御認識の通りと思います。

    『万葉集』とは「多くの言の葉を集めたもの」と解することができます。
    日本には古来より、「言霊信仰」があり、万葉集もそれを意識しているふしが見られます。
    言霊は、漢字をさらに発展させ、日本人の持つ情緒さえ溶け込ませた「大和言葉」を生みだした、日本人ならではの信仰です。
    言葉の一つ一つに神霊が宿り、よって日本は言魂の力によって幸せがもたらされる国「言霊の幸ふ国」となりました。

    『令和』とは、正に、「幸ふ言霊が宿る」号となるでしょう。
    それを感じ入ることができず、ただただ貶すことしかできない狭量の人たちの言葉には、穢れしか宿りません。
    日本人の誇りを取りもどす、神霊宿る元号こそ『令和』であると認識します。

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