『哲学者 / シャルル = ルイ・ド・モンテスキュー』

ご存知ように、ルイ・ド・モンテスキューは、フランスの哲学者であり、フランス革命の100年前に生まれ社会学の父と考えられている保守主義者である。

権力分権(三権分立)、立法、司法、行政を主な概念としていたモンテスキューはこう述べている。

「野蛮人は果実が欲しいと思うと木を根本から切り倒して果実をとる。これが専制政体だ。」… また

「同一の人物の手に又は同一の官職団体の手に立法権と執行権とが兼ねられている時には自由は存在しない。」と。…

さて、我が国が、御代替わりし令和と云う新しい時代を迎え沸き返っていた10連休の最中、支那共産党政府は、ファーウェイ事案の報復として拘束していたカナダ人に対して死刑判決をくだした。

権力が分立されていない共産主義独裁国家が為す事は非常に不可解である。

権力分立主義、即ち「自由主義」と云う事なのだが、権力が分立されていない国家、支那や朝鮮などが、その恐怖を顕著に示している。表向き権力分立主義を装っている韓国も大統領に実権を集中させている。歴代政権の大統領のうち、現在の文在寅大統領によって特に顕著になったと云えよう。「慰安婦問題」や「徴用工」(共に自主的なものが真実)に対する最高裁の判決を見て、大統領による人事権の行使によって司法統制が功を奏しているのだ。これらの国において、本来なら独立しているべき司法権の悪用が横行しているのである。司法権が文在寅大統領の思惑通りに動かされ、それら実権行使の隠れ蓑とされているのだ。支那の千年属国根性が未だ染み付いているのである。

脱線した、話しを支那共産党にもどそう。

国民が1人として「投票」の経験さえ無い支那は、経済の急激な成長により最近云われているが如き民主集中制の国家ですら無い、「チャイナ共産主義独裁国家」であるのだ。国家そのものが共産党が定めた憲法によって支配されている事が確認出来るものだ。

建前としての憲法として、一応独立した司法権を装ってはいるものの、内実、共産党、独裁者の意のままに操れる。

“ 中華人民共和国 ”

この国の多くの法律学者の論文を読んだ事があるが、総じて国の法律に基づいた判決は「天理・習慣・法律」の順で行われると云う。即ち裁判をも共産党の勝手次第なのである。

つまり、「天理」“ 天の理り ” は否定され、天の理りどころか、唯物思想の支那共産党の恣意にほかならない。

次に「習慣」であるが、これの本来持つべき意味は、各国や、その土地の習慣とするものだが、毛沢東が行った「文化大革命」によって全てを破壊されてしまった支那には時代的時間軸に洗練された醇風美俗の慣習など残っているはずがない。

そして「法律」だが、これは、自由主義社会、民主的な法律とは全く違う支那共産党政府の意思そのものである。自由主義社会における法律とは国民の代表による国民の自己拘束の決定に外ならないが、21世紀に入っても依然として選挙一つ経験したことのない中華人民共和国で民意が法律となることなどあり得ないのだ。

ともあれ、中華人民共和国は支那共産党、即ち共産主義国家に外ならない。

今年に入ってすぐ「ファーウェイ」の幹部、孟晩舟氏がカナダで拘束された事は周知の通りだが、この事案に報復するかの如くカナダ人が拘束され、麻薬に関連した事件として今回の死刑判決が下されたと云うが、そもそもが、ファーウェイは民間企業であるとされていたのである。その民間企業であるはずの企業幹部の拘束に対する中華人民共和国の異常としか思えない反応は、彼の国では民間企業、民間会社でさえ国の機関、いや支那共産党の機関として動いている事を示す証拠である。つまり、司法が政治の動きと連動しているのだ。

独裁権力集中国家には、チェックする機関など無い。

故に権力者は意のままに国家を動かせるのである。しかも表向き民間企業を装っている、ファーウェイ、ZTEなどの開発機器を利用し、国民を完全に監視体制下に置く国家と化している。権力の抑止機関を設けず、国内的には監視国家を形成し、対外的には諜報活動のため、スパイウェアを仕込んだ機器を拡散させている。この様な行為は、軍事国家と共に諜報国家をも目指していると云わざるを得ない。そして、そのような国の犠牲者を弁護することが認められない不自由極まれる国家であるのだ。

権力分立主義を政治の原理としていない国家には「自由」は存在し得ない。

“ 同一の人物の手に又は同一の官職団体の手に立法権と執行権とが兼ねられている時には自由は存在しない”

冒頭に書き置いたモンテスキューの言葉である。

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『哲学者 / シャルル = ルイ・ド・モンテスキュー』” への21件のフィードバック

  1. Grazie per averci ricordato questi principi: in questo periodo, in cui sembra che qualsiasi certezza venga messa in dubbio, l’ho apprezzato molto (nonostante il traduttore di google sia un po’ carente 😉 ) Un saluto, Elena

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  2. Heyyy, I have nominated you for the Sunshine Blogger Award! Congratulations, you deserve it! Please check out my most recent post to see what it is you have to do!

    いいね: 1人

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